父親として...

最近、ちょっと考えることがある。

家には、昨年親父から貰ったクワガタと、春先に買ったカブトムシの幼虫がいる。
5歳の息子に面倒を見させてみようとは思ったりするのだが、どうも乱暴に扱われるのがかわいそうになっていまい、ほとんど私が面倒を見てしまう傾向にある。
息子が触っていても
「かわいそうだから戻してあげな」
って言って、すぐにやめさせてしまう。

そんな私も子供のころはいろんな虫や魚などを飼っていて、いっぱい死なせてしまった記憶がある。
その記憶があるから自分の息子に任せることに躊躇してしまうのだと思う。

でも、虫や魚を死なしてしまうかもしれないけど自分で生き物の面倒を見て、死なせてしまったりして、そこから学ぶことも一杯あると思う。

今、子供に任せることが出来ないのは息子に悲しい思いをさせたくないと言う過保護なのか、生き物に対する過保護なのかわからない...
もしかしたら、飼っている生き物を息子が死なせてしまった時に泣いている息子を見て新しい生き物を用意するのが面倒な自分がいるのかも知れない...

きっと小さいころに色々な経験をして、生き物を飼うことによって自分より弱いものに対する扱いかたや、やさしさを覚えていくのだと思う。
それが出来ないと最近良くニュースなどで話題になるような、何を考えているのかわからない若者になってしまうのかも知れない...

こんなことを思いながらも、カブトムシのさなぎが早く成虫にならないか待ち遠しい自分がいて、息子にじっくりと見せてあげたいけど、やっぱり出来ない自分がいる...

私には色々すき放題やらせてくれた親父が今になってすごいと思う。


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